PFAS(PFOS・PFOA)
pfas
PFASは炭素とフッ素の結合を持つ有機化合物の総称です。代表的なものが PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)で、消火剤や撥水材など様々な用途に使用されてきましたが、自然界ではほとんど分解されないため『永遠の化学物質(ForeverChemicals)』と呼ばれることもあります。
日本では難分解性、高蓄積性及び長期毒性又は高次捕食動物への慢性毒性を有する化学物質として化審法での第一種指定を受け、製造を含む取り扱いに制限がかけられています。
PFAS 含有廃棄物でお困りのお客様へ
当社は、泡消火薬剤に代表されるPFOS含有廃棄物について、2011年度の本格処理開始より4,500t以上の処理を進めてまいりました(2023年4月現在)。
PFOA含有廃棄物についても2021年10月に実証試験を終えており、処理を開始しております。
○:処理可能
PFOS含有廃棄物
(泡消火薬剤)
PFAS含有廃棄物 処理までの流れ
回収
消火装置の更新や薬剤の入れ替えに伴い廃棄される。ローリー車、IBC容器、ドラム缶、ポリ缶等に抜き出して回収。
泡消火薬剤の貯蔵タンク
オープンドラムに内袋を
装着
ポリ缶
IBC容器
収集運搬
ローリー車またはウイング車等で収集し、ウェステックいわきまたはウェステックかながわへ運搬。
ローリー車
ウイング車
受入保管
受入時に容器の状態等を確認し、必要に応じて鋼製容器で養生する。所定の屋内保管施設にて保管。
屋内保管施設
鋼製容器で養生
床面の不浸透措置
焼却
ウェステックいわき・ウェステックかながわの焼却炉にて処理。
ウェステックいわき
ウェステックかながわ
回収・処理体制について
- 回収
タンク等からの抜き取り・清掃作業もご相談ください。
- 収集運搬
東北~関西圏まで回収できる体制を整えております。
- 処理
ウェステックいわき(福島県いわき市)ウェステックかながわ(神奈川県川崎市)共に処理が可能です。