ガスタック・エアクリンHS + 燃焼タイプはクレハ球状活性炭《BAC》を使用して排気ガス中のアンモニアを吸着除去しつつ、脱着したアンモニアは焼却炉で焼却処理またはアンモニア燃料として再利用が可能です。
吸着部では脱臭効率の高い流動層吸着を採用しており、悪臭成分を効率よく吸着除去します。悪臭成分を吸着した《BAC》は気流搬送器により連続的に脱着再生部へ搬送され、脱着再生部で《BAC》を150-200℃に間接加熱されながらキャリアである水蒸気と向流で接触し、アンモニアが脱着していきます。
真球状で耐摩耗性や流動性に優れたクレハ製「BAC」を使用しています。
アンモニア吸着能力を強化するために独自製法により高比表面積に均一にリン酸を添着しています。
吸着剤であるBACが層高15〜20mmの流動床を形成しています。
多段の流動床で原ガス中のアンモニアを効率的に浄化して大気中に放出します。
BACが間接加熱され、上向流の水蒸気キャリアガスと向流接触することによりBACからアンモニアが脱着します。
アンモニアは、数千倍に濃縮したアンモニアガスとして燃焼炉で再利用されます。
再生されたBACは、気流搬送により吸着部へ戻り、再びアンモニアを吸着します。